プロジェクターのレンタルの際に、表示の金額だけを考えて業者を選んでしまうのは、早計というものです。ぶっつけ本番で機材をつなぐリスクやスクリーンの大きさなども考えると、配送と設置の費用にまで目を向けて考える必要があります。東京の業者の例を挙げて、検証して見ましょう。
プロジェクターのレンタルを行っているある業者は、配送・設置の費用が東京23区のみのお届けしかできないという条件で、10000円以上の利用に関しては無料となっています。こちらを仮にAとします。また、もうひとつの業者では、プロジェクターのレンタルにかかる配送・設置費用は事細かに区分されています。こちらを仮にBとします。
同じ機種の取り扱いは無いのですが、2000ルーメンクラスの同程度のプロジェクターで2日間レンタルだとAは13000円、Bは9450円です。表示金額ではBのほうが安いのですが、配送・設置費用が仮に東京都千代田区での作業の場合、Bでは5250円かかります。Aは10000円以上なので配送・設置費用は0です。つまり、トータル金額では13000円と14700円で、A社のほうがお得になるのです。
配送・設置費用で結果が異なる場合があることが、お分かりいただけたでしょうか。